築25年のアパート、新築当時からの入居者様の退去に伴う大幅リニューアルです。
その中の1つ、ユニットバスの浴槽交換です。
かなり傷だらけで汚れも酷かったので表面の研磨までやったのですが、コーティングをプロレベルで仕上げる自信が無く、交換してしまった方がコスパが良いと判断しました。
十数年前にバランス釜から給湯器に変更した際にユニットごと入れ替え済なので、浴槽以外はクリーニングで対応しました。
INAX PB/L11という古い型番表記しかなく、各部寸法を頼りに一か八かの発注になりましたが、無事同一品でした。
追焚配管は再利用です。
同じ物の交換なのでポン付けのイメージでしたが、少し手こずりました。
壁と浴槽を固定する2つの金具が、長年の使用で歪んでしまっていたのです。
少しずらした位置に新たに穴を開けて防水処理をし、付属していた新品の同じ物に付け替えました。
そしていざ浴槽を仮置きしてみると、床と浴槽の間にも若干のガタツキが生じます。
これも歪みのせいなのでしょうが、微妙に置き方を変える事で何とか安定させる事が出来ました。
アドリブの連続です。
メンテナンスで取り外し可能な前面エプロンでさえポンとは付きません。
せっかく安定させた浴槽を軽く持ち上げながら浴槽の縁に潜り込ませ、床の段差をかわしながら最後は金具に固定させるためにかなり強い力で押し込みます。簡単に外れてはいけない物ですから、がっちりハマるのは良い事ですけど、それにしてもバチンと良い音がします。
ともあれ、完璧に設置出来ました。
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